探偵の依頼料について

妻(夫)が不倫をしている、離婚するために証拠を集めて欲しい。
息子が家出してしまって、帰ってこない。探して出して安否の確認をしたい。
社内に極秘情報を外部へ洩らしている人物がいるので特定して欲しい。
 
など、探偵へ依頼する内容は上で例としてあげたもの以外にも「盗聴器を見つけて欲しい」や「結婚相手の身辺を調べて欲しい」といった依頼があります。
これらの依頼に対して探偵は調査をおこなうのですが、無償で調べるわけではなく、少なくない依頼料を依頼者から受け取り調査をします。
 
探偵の依頼料を調べたことがある人は、その料金の高さに驚いたと思います。
例えば、浮気調査を30時間程度依頼しただけで、50万円から60万円という高額な料金になり、これが調査の時間が延びれば延びるだけ金額は高くなっていきます。
こうした料金体系を取っていることから、依頼をする人の多くが、探偵を選ぶ基準として「探偵業者の中でも安いところ」を選ぼうとします。
 
これが間違いだとは言いません。しかし、この選び方だと探偵選びに失敗してしまう可能性もあるのです。
 
失敗してしまう理由として、料金ばかりに気を取られてしまい、調査員の質や調査機材の性能などに気が回らなくて、劣悪な環境で格安(探偵業者の中では)料金で調査をしてもらったが、調査終了と同時に受け取った調査結果は満足できるものではない、ハッキリ言って「使えない証拠」を渡されるといったケースもあります。
 
しかし、使えない証拠を渡されるのもの、調査が終了後、調査報告書を渡す最終段階になって初めてどういった証拠が集まったのか知る場合もあるため、調査の途中で証拠がどういうものがあるのか確認することが出来れば、こういった間違いを犯さないで済みます。
 
また、料金が安いと言って宣伝しているところで失敗するケースとして、後から高額な追加料金を請求されてしまう、または、格安は嘘で、人を集めるだけ集めて、無理やりに調査契約を取り、一切の調査をしないといった詐欺とも言える極悪な業者が探偵業界の中には潜んでいるのです。
 
この料金では、後払いで支払うシステムと、先払いで支払うシステムの二つがあり、後から料金が請求されるのは後払いだけ注意しておけばいいとおもっている人もいるのですが、先払い時でも注意が必要です。
何故なら、調査料金には諸経費や成功報酬といった料金項目もあり。この二つは調査が終了後に請求されるケースが多いからです。
 
悪質な業者については、探偵業法が施行されてからはその数も少なくなってきました。
 
そして、探偵は、他人の情報を扱う仕事であることから、モラルやセキュリティ関連に明るい業者へ依頼をしたいと思います。
そうした質の高い探偵業者というのはどうしても料金が割高になってしまうこともあり、探偵選びは慎重に行う必要があるのです。
 
探偵の料金プランには、一般の人にあまり知られていない形態のものもあります。これは探偵という職業へ調査を依頼をする機会が人生のなかで1度あるか無いかだから、知らないで当然かもしれませんが、料金プランについて詳しく知っておけば、依頼料の説明をされても困る確立は低くなりますし、もしも、悪質な業者が騙そうと思っても疑問を感じることで、被害に合わずに済む可能性も高くなります。
 
このサイトでは、これら探偵へ調査の依頼をする時に役立つ依頼料のアドバイスと、依頼料で注意しなくてはならないポイントについて紹介をするサイトです。
 
 

具体的な金額を確かめる。

依頼の料金を探偵に確かめるのは、重要なことです。
先に述べたように、悪質な業者は、あの手この手で依頼をする人を騙そうとしています。
そのため、探偵に依頼をする人は、探偵事務所が優良か悪徳かを見分けるための目を養うことが必要になります。
 
そして、一番に確認するのが、探偵の依頼でどれだけの料金がかかるのか、正確な金額を確認することです。
 
料金の確認方法としては、依頼をする探偵事務所に直接尋ねるしかないと思うかもしれませんが、直接尋ねる方法以外にも、依頼をする探偵とは別の探偵業者に話を聞いてみるのも、正しく料金を知るための方法です。
 
探偵の料金と依頼内容を確認する場合は、複数の探偵事務所に話を聞くだけでなく、他の探偵事務所について探偵に話を聞いてみるのもいいと思います。